11月22日(土)、佼成学園女子中学高等学校の生徒の皆さんをお迎えし、相模原キャンパスで「問題解決のステップを学ぶワークショップ〜仮想都市における地域創生〜」を実施しました。
今回のワークショップでは、仮想の都市を題材に、地域が抱えるさまざまな課題と向き合いながら、解決に向けたプロセスに取り組んでもらいました。生徒の皆さんは、事前学習で得た知識に加え、当日に配布された資料やステークホルダー役(町の住民に扮した大学生)へのインタビューを通して、多角的に情報を集め、その内容をもとにグループで議論を深めていきました。
当日は、まずインタビューの基本的なマナーや質問の組み立て方を学ぶレクチャーから始まりました。その後、港上崎市の住民になりきった大学生に対して、生徒の皆さんが自ら考えた質問を投げかけながら必要な情報を集めていきます。自由度の高いインタビューの時間では、会話を楽しみながらも目的を見失わず、積極的に取り組む姿がとても印象的でした!そして、インタビューで得られた情報をまとめていきます。付箋を使いながら一つひとつの情報を分類し、視覚的にまとめていくことで、課題の背景や関係性が少しずつ浮かび上がります。どのグループも意見を出し合いながら、一つの方向性をつくりあげていく過程を大切にしながら取り組んでいきました。最後には、グループごとにまとめた解決策を発表してもらいました。
限られた時間の中でも、自分たちなりに考え抜いたアイデアを発表し合いました。ワークショップを通して、生徒の皆さんがとても積極的に参加してくださったことを嬉しく思います。佼成学園女子中学高等学校の皆さん、本当にありがとうございました!