健康
空調・温熱環境
個別適合ウェアラブル冷暖房技術&総合空調環境最適制御
- 寒さと暑さの不快感を軽減する手首および頸部装着型ウェアラブル冷暖房デバイスの研究開発
- 心拍変動指標解析を用いて、リアルタイムに推定する温冷快適感による個別適合制御
福祉
見守り・介護
マイクロ波ドップラセンサを用いた転倒検知&人物在・不在判別
- <目的> 高齢者の転倒を無拘束で検出すること。
- <方法> ドップラセンサの出力を時間-周波数強度に変換し、パターンを学習・認識して判別する。
独居高齢者の転倒は、脱水症や低体温症などで助けを呼ぶことができず、後遺症が残ったり死に至る危険性もある。本システムでは、マイクロ波ドップラセンサを天井に設置することで、高齢者の転倒時の動作を体には何もセンサを設置せずに計測する。計測したデータに対し時間のダイナミクスを考慮した機械学習手法を適用することで、転倒したかどうかを自動的に検出する。転倒が検出された場合は介護担当者に知らせるなどし、転倒後の迅速な対応を支援することができ、転倒にともなう様々な危険から高齢者を守る。
学生
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Video |
栗原研の情報 |
栗原先生
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遠隔介護システムと教育への3次元情報の活用
スポーツ/運動競技
メンタル管理
短距離陸上選手のメンタル状態と成績
技能
生け花
バーチャルいけばな評価実験
視知覚・認知心理学 薬師神研 & バーチャルいけばな"TracKenzan"
ロペズ研横窪助手が開発した3D-CGを用いたバーチャルいけばなシステム「TracKenzan」の評価実験を、潜在学習についての研究を進めている教育人間科学部の薬師神研究室との学内共同研究として実施。
TracKenzanは、3D-CG空間でいけばなを練習するシステムである。ユーザーは、トラックパッドとタッチペンをそれぞれ剣山と花軸に見立てて操作し、3D-CG内で花を活ける。
華道家の協力を得て、生花を用いたいけばな制作とTracKenzanを用いたいけばな制作を組み合わせた、いけばな練習ツールとしてのTracKenzanシステムの評価実験を行った。
結果の詳細は、2019年度の国際学会ならびに論文誌にて発表予定。
教育
グローバル生産
GMGⅢ Global Manufacturing Game/グローバル生産ゲーム
感性・心理
感性センシング
顔面サーモグラフィに基づく生体情報・感性情報センシング
従来、生理指標を用いた感性計測は、①計測機器装着時の身体的/心的ストレス、②背景的/長期的な生体情報評価が困難、③個人差の扱いが不定等の問題があった。
本研究では赤外線サーモグラフィを用いた遠隔・無意識・ ストレスフリーな生体・感性情報計測技術を提案。
- 鼻部など特定部位の温度変動には依存せず 顔面全体の温度分布パターンを特徴量とする
- 可視画像計測では困難であった背景的/ 長期的な生理心理状態の評価が可能
- 個人性を考慮した個別適応モデルが前提
本技術は、商品・製品の使用感、CM等の映像・書籍からのユーザが受けるの感情・印象の定量的評価などへの応用が期待される。
- 電子書籍、照明、食器洗い洗剤、 次世代テレビ開発、車載機器開発、フェイシャルマッサージ器等の研究実施例多数。
Video |
野澤研の情報 |
心理
強化学習モデルを用いた、潜在学習時の知識獲得プロセスの検討
潜在学習の一種である知覚−運動技能の獲得は学習過程の意識化(言語化)が難しく、この過程を研究するための強力なパラダイムは確立していない
この研究では、強化学習エージェントを人間のパフォーマンスの量的基準(理想的観察者)として設定し、人間とエージェントの成績推移を比較することによって、種の学習中に生じる知識蓄積過程の解明を目指す
パソコン上で知覚マッチング課題を行う際の人間成績と強化学習エー ジェントの成績を比較
強化学習エージェントに、参加者が学習の各時点で報告した、意識化された知識を組み込む
→ 実際に用いられている知識との違いを明確化
また、先行して同じ課題を行った参加者の顕在化された知識の伝達が、どのように後続者の課題遂行および知識獲得に影響を与えるかを検討
応用研究として、AR生花ツール(TracKenzan)の評価実験を実施