キリスト教学校教師を目指す人たちのための教育プログラム --- ソーパー・プログラム

ソーパー・プログラム指定科目

講義概要

キリスト教学校論 キリスト教学校の独自性、すなわちその歴史、理念、実際、統計、課題について触れ、とくにキリスト教学校教育の根幹としての「キリスト教人間観」についての理解を深めます。
キリスト教学校教師をめざした知的・霊的資質の向上を目指します。
聖書の世界(旧約)
聖書の世界(新約)
キリスト教学校においては、聖書が重要な位置を占めることは言うまでもありません。
旧新約聖書の内容を正確に理解できるよう基本的な知識を提示し、各文書の性格を踏まえた上で聖書の思想的世界を把握することを目指します。
キリスト教の教理 キリスト教の中心的な教えを分類整理しながら学んでいく科目です。
教理を学ぶことは、キリスト教学校の存在根拠を確認することでもあります。歴史や諸思想とのかかわりの中で成立してきた教理を概観し、その内容を把握していきます。
キリスト教と法思想 近年、あらゆる教師に法的感覚が要求されています。
しかし一方で、法は自由な教育活動を制約するという側面も持っています。
歴史の中でキリスト教がどのような法感覚をもってきたのか、法がどのように人間形成に影響を与えてきたのかを論じます。
宗教と社会 現代における「宗教」の役割を考えていくとき、そこには平和や倫理性の追求という肯定的な側面と、宗教間の争いや最近のカルト集団に見られる否定的な側面とがあります。
その両面を見据えながら適確な宗教観の獲得を目指す科目です。
礼拝学 キリスト教学校において礼拝は、常にその教育の真髄であり、あらゆる教育的営みの源泉です。
教会の礼拝との違いを見定めつつ、なぜ学校が礼拝するのかを明らかにします。
また礼拝の担い手としての実践的訓練を行っていきます。
キリスト教メンタルヘルス キリスト教学校にあっては、その独自の人間観ゆえに、課題や障害を抱える児童生徒たちへの対応や教育相談にも、キリストの愛を中心とした特徴が期待されます。
キリスト教の立場からの臨床牧会アプローチについて学ぼうとする科目です。
青山学院アカデミック・グランドデザイン [21世紀の青山学院のあるべき姿]
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