5月25日に留学生と交流を深めるため、箱根の日帰り旅を開催しました。
今回のツアー目的
4月に実施したアンケートでは、多くの留学生が「日本の自然に触れること・文化体験」に関心を持っていることが明らかになりました。そこで今回は、自然環境に恵まれた箱根を舞台に、日本人学生と留学生が混合チームで行動する日帰り旅を行いました。
自然を楽しめる観光スポットの訪問や、文化体験を含むアクティビティを通して、言語や文化の違いを越えた自然な会話や協力が生まれるよう工夫しました。当日は、留学生23人、日本人10人が参加してくださいました。天気はあいにくの雨でしたが、参加者の皆さんの温かさで楽しい雰囲気で進めることが出来ました!
スケジュール
10:50-12:10 箱根湯本駅集合・登山バスRラインで箱根関所跡へ移動
12:10-13:20 箱根関所跡の見学・昼食 & 芦ノ湖周辺自由散策
13:20-14:00 箱根海賊船クルーズ (雨天中止)
14:35-15:20 元箱根港から畑宿
15:20-16:40 寄木細工体験
16:40-17:30 バスで箱根湯本駅へ移動
17:30 解散
今回の箱根ツアーを通して、日本人学生と留学生が共に自然や伝統文化に触れながら交流を深められ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
寄木細工の体験では、それぞれが自由にアイディアを出し合いながら、自分だけの作品を作り上げ、言語の違いを超えた協力や創造の楽しさを実感できました。また、完成後にはお互いの作品について感想を共有する時間を設け、そこでは普段なかなか聞けない価値観や文化的背景について知ることができ、互いへの理解が深まったように感じました。芦ノ湖周辺の散策といった自然と触れ合う活動も、リラックスした雰囲気の中で会話が弾み、交流のきっかけとなりました。日常生活ではなかなかゆっくり話す機会が持てない中、このような非日常の空間で共に過ごす時間は、関係を深める大切な一歩になったと思います。
この体験を通じて、文化や言語が異なっていても、同じ時間を共有し、協力し合うことで信頼関係を築くことができることを改めて感じました。今回生まれたつながりを今後も大切にし、多様な背景を持つ人々との関係を広げていけたらと思います。そして、このような交流の場が、留学生にとっても日本で安心して過ごせる人間関係づくりにつながるよう、今後も継続的に取り組んでいきたいと考えています。
参加、協力してくださった皆様ありがとうございました!
ジャパンツアーとは
留学生が地球社会共生学部の日本人学生と交流できる機会が学内で限られているという現状を踏まえ、両者がつながる場を創出することを目的としています。こうした交流を通じて、留学生が安心して充実した留学生活を送るための人間関係を築き、不安や孤立感の軽減を目指しています。