情報処理心理学実習

2008年度から専修大学文学部で私が担当している 「情報処理心理学実習」では,2011年度まで, LISP の学習を行っていました. このページは授業を補助する目的で作成したものです. 記録のため残します.現在の授業ページは こちらです.

テキストは,アンダーソン・コーベット・ライザー 『これが LISP だ!』(サイエンス社)です.

CLISP の起動・終了方法

専修大学での CLISP の起動・終了方法を説明します. (リンクをクリックしてください)

LISP プログラムの作成・保存・読み込み(open)・ロード

LISP プログラムを書く,保存する,開く,ロードする方法を説明します.

エラーへの対処

文法エラーが生じると,CLISP はブレークループ状態に入ります. プロンプトに Break と表示されます. ブレークループから抜けるには,:q と入力して Enter キーを押します.

quit :q

ブレークループはエラーの分析に役立ちます. テキスト 4.4.1(p.66)にある,関数 pair-off およびその補助関数を例に, バックトレースによるデバッグの方法 を説明します.

LISP 環境の作り方

自分のパソコンに LISP 環境を作る方法を説明します.

専修大学での実習と同じ環境を作るのなら, Cygwin と CLISP をインストールします. CLISP は Cygwin をインストールするときに同時にインストールできます.

この授業では,余裕があれば ACT-R というソフトウェアを利用した認知モデルの構築について学習します. ACT-R は LISP の上で動作します. Windows 環境の場合,おすすめは Allegro Common LISP です. 商用のソフトウェアですが,フリー版(Free Express Edition)が利用可能です.

私はこれまで XLisp-Stat という LISP ソフトウェアを使ってきました. 少し古いソフトウェアで,開発はもう行われていないようですが, シンプルで使いやすい LISP ソフトウェアです.

ACT-R によるモデリング

この授業では,余裕があれば ACT-R というソフトウェアを利用した認知モデルの構築について学習します. ACT-R は LISP の上で動作します. Windows 環境の場合,おすすめは Allegro Common LISP です.