社会統計演習

社会統計についての情報をまとめたページです. 講義の目的,授業計画,教材などを掲載しています. 授業で配布した教材はこのページからダウンロードできます.

1.シラバス

学内で公開されているシラバスを転載します.

1.1. 講義概要

社会調査士C科目(基本的な資料とデータの分析に関する科目)

フリーの統計解析ソフトウェアである,Rを用いて, データ解析の実習を行う.データ解析を通して, 社会統計の講義で学習した内容の理解を深める. 実習の中心となる統計解析手法は, 分割表の分析,分散分析,回帰分析,主成分分析,因子分析, である.GUIの完備された統計解析ソフトウェアに比べると, コマンド入力が基本となる R は敷居が高いかもしれない. しかしながら,社会情報学部の学生には, オープンソースの文化に触れてほしい. R はオープンソースであり, 世界中のユーザーの協力によって開発がすすめられている.

1.2. 達成目標

「社会統計」の理解を深めるとともに, 調査報告を読みこなし, 実際にデータを分析する能力を養うことがこの科目の目標である. 量的調査,質的調査に関する文献を読みこなすための基本的知識を獲得する. 社会調査において用いられる様々な統計手法を実行できるよう, フリーの統計解析ソフトウェアである R を用いて, データ解析の実習を行う.

1.3. 履修条件

「社会統計」を履修登録中であるか, あるいは単位修得済であることを履修登録の条件とする. 社会統計と同時に履修することが望ましい.

1.4. 授業計画

内容
01 ガイダンス. 主要な記述統計量(1変数の平均,分散,標準偏差)
02 主要な記述統計量(2変数),相関係数
03 因果関係と相関関係,外れ値が相関係数におよぼす影響
04 統計資料の整理,母集団と標本
05 統計資料の整理,統計的仮説検定
06 クロス集計,連関測度
07 因果関係と相関関係,2つの平均値の比較
08 1要因の分散分析
09 多重比較
10 複雑な因果関係の分析(2要因の分散分析)
11 回帰分析(単回帰分析,重回帰分析)
12 主成分分析,因子分析
13 質的データの読み方,分析例の検討(観察)
14 質的データの読み方,分析例の検討(インタビュー)
15 大規模調査(JGSS)データの読み方,分析例の検討

1.5. 成績評価方法

JGSSデータを分析するレポート課題に基づいて成績評価を行う. 自分で興味あるテーマを設定し,分析を行い, レポートを作成する.

「社会統計」を同時に履修している場合には, 社会統計の最終試験の成績と, 社会統計演習のレポート課題の両方に基づいて成績評価を行う. 最終試験とレポートを独立に採点し, 高い方の得点を最終成績とする.ただし, 低い方の得点が50点を超えている必要がある.

授業を6回以上欠席すると単位を認定できない.

1.6. 教科書

山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎(2008) 『R によるやさしい統計学』 オーム社

1.7. 参考書

篠原清夫・清水強志・榎本環・大矢根淳 (2010) 『社会調査の基礎』 弘文社

青木繁信 (2009)『R による統計解析』オーム社

2.講義資料・参考リンク

Microsoft Office で作成された教材は, お使いのブラウザによっては, ダウンロードのときに拡張子が zip で表示されてしまうかもしれません. 適切な拡張子に変更してダウンロードしてください. ファイルへのリンクは, リンクの右側にファイル名が書かれています.

第1章 Rと統計学
ガイダンス(stat2guide.pptx)
解説動画(YouTube): Windows 10 への R のインストール
第2章 1つの変数の記述統計
指導法データの csv ファイル(shidouhou.csv)

テキスト図5.1の解説(fig5_1.pptx)

R での連関測度の計算方法(assoc.pptx)

Fisherの直接確率を計算(Fisher.pptx)

テキスト表5.4でFisherの直接確率を計算(table5_4.xlsx)

Scheffe の方法による多重比較(Scheffe.pptx)

テキスト第7章第1節の例題で平方和の分解を確認するスクリプト (7_1.R)

『社会統計学』表 8.1の CSV ファイル(city62.csv)

第13章プリ・ポストデザインのデータの csv ファイル(prepost.csv)

第15章重回帰データの csv ファイル(chap15data.csv)

第16章5教科因子分析データを発生させるスクリプト(f_data.txt)